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2010/12/12

うつ病の唄

家族にとって僕は邪魔な存在だ・・・。嫌いなんだ・・・。

眠りについて、そのまま目覚めない朝を何度となく望む夜。

病気だから、と極力笑わないように演じていた。


優しさも、愛情も気付かないふりをしていた。


どんなに愛されても今の僕には返せないから。


何もできない。何もしてあげられない。

その思いが募るほど、


僕は家族に嫌われている・・・。と思い込むしかなかった。


優しいから、愛されているから嫌いになるしかなかった。

返せない僕がみじめで、みじめで、情けなくて。



僕は死ぬ事に決めて遺言のつもりでお母さんに呟いた。


ありがとう。と


ありがとう、ありがとう、ありがとう。

心の中でたくさんのありがとうが溢れて僕は心の底から泣いた。


今までどす黒い渦の中にくすぶっていた言葉は


ありがとう。


ただこの一言が言えなくて、苦しくて、死にたくて。


僕は生きていた。



その夜深い眠りにつき、朝が来た。

そして、半年間敷きっ放しだった布団を畳んだ。


小さな事しかできないから、

小さな事から始めよう。


そして今、僕と同じ苦しみを抱えている人たちに語りかけている。

生きていいんだ。あなたは優しく、そして強い人だからと。


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